2019年12月5日木曜日

kicadでFusionPCB用に長穴を作る方法

経緯

47151-1051というHDMIのフットプリントをsnapEDAから取得したところ、データシートと異なっていたので修正した。
このとき長穴が必要だったが、ネットを調べてもFusionPCBで受け付けてくれる記述方法がいまいちわからなかったのでfusionPCBのデータ審査に通ったやり方を記載する。

データシート

右上のHDMIの足を例に説明。
穴サイズ  x:2.7mm y:0.9mm
パッド  x:3.3mm y:1.7mm
と読み取れる

kicad

編集したいパッドのパッドプロパティをオープン、
穴形状を円から楕円に変更。
上記で読み取ったサイズに穴サイズとパッドのサイズを変更。
穴はサイズはデータシートと同じぐらいが良いと思うが、パッドサイズは自身の半田スキルと相談して大きくしても良い。

発注

無事に審査通りました。

長穴で面付けも同じ方法で出来る

適当なパッドを配置して、結構ギリギリのとこまで長穴を伸ばすことで面付けが出来る。
が、この方法でもfusionFCBは追加料金がかかるので注意(2019/12/03現在)
面付けの追加料金はvカットだけという情報を元に発注したら指摘されたので再アップロードしました・・・ご注意を

↓追加料金を請求された面付け